ノイズキャンセリングイヤホンおすすめ比較|在宅ワーク・Web会議で失敗しない選び方とマルチポイントの違い(4機種)

在宅ワークをしていると、意外と気になるのが音です。家族の話し声、テレビ、近所の工事の音。オフィスより静かだと思っていたのに、集中できない日があります。そこで候補になるのがノイズキャンセリングイヤホンです。
ただ、在宅ワーク用に買うと、「PCとスマホで毎回Bluetoothをつなぎ直すのが面倒」「午後の会議の途中で電池が切れた」「WindowsのPCではiPhoneほど便利に使えなかった」といった失敗も起きます。この記事では、在宅ワークで確認したい点をマルチポイント・通話時間・マイク・装着感の4つに絞って整理し、4機種を比べます。
この記事は、2026年10月31日時点でメーカー公式の仕様ページとAmazon.co.jpの商品ページを調べてまとめた購入ガイドです。実際に使い比べたレビューではありません。価格・在庫・販売元は変わるため、購入前に販売ページの最新表示を確認してください。
先に結論:PCの種類と、何時間会議に使うかで選ぶ
| こんな人 | 候補 |
|---|---|
| 初めてのノイズキャンセリングで、PCとスマホの2台に同時につなぎたい | ソニー WF-C710N(片耳約5.2g・マルチポイント対応) |
| 再生時間の長さと、PC・スマホの2台同時接続を両方ほしい | Anker Soundcore Liberty 5(NCオフで最大12時間・IP55) |
| Web会議の通話品質を重視し、通話時間も長めがいい | ソニー WF-1000XM5(連続通話はNCオンで最大6時間) |
| iPhoneとMacで仕事をしていて、自動で切り替わってほしい | Apple AirPods Pro 3(NCオンで最大8時間・IP57) |
1日に何時間も会議が続くなら、イヤホンではなくWeb会議用ヘッドセットのほうが合うこともあります。この記事の後半で、使い分けの目安も紹介します。
買う前に確認したい3つのこと
- 仕事で使う機器の組み合わせ:WindowsのPCとAndroid、WindowsのPCとiPhone、MacとiPhoneのどれか。組み合わせで向いている機種が変わります
- 1日のWeb会議の長さ:30分の打ち合わせが数回なのか、午前中ずっと会議なのか。長い人ほど、通話時間と充電のしやすさが大事になります
- どこで使うか:自宅だけか、カフェやコワーキングスペース、移動中にも使うか。外でも使うなら、防水・防塵や外音取り込みも見ておきましょう
ノイズキャンセリングイヤホンの選び方
1. マルチポイント:PCとスマホを両方使うなら最優先
在宅ワークでいちばん効いてくるのが、**2台の機器に同時につながる「マルチポイント接続」**です。PCとスマホを両方つないでおけば、PCでWeb会議に出たあと、スマホにかかってきた電話にもそのまま出られます。対応していないと、そのたびにBluetoothの設定画面でつなぎ直すことになります。
- ソニー WF-C710N:Amazonの商品名にマルチポイント接続対応と書かれています
- Anker Soundcore Liberty 5:Ankerの取扱説明書では、マルチポイント接続は最初から有効になっていて、2台の機器に同時接続できます。高音質のLDACと併用できるのも特徴です
- ソニー WF-1000XM5:Amazonの商品情報で、OSを選ばずに2台の機器へ同時接続できると説明されています。例として、スマホと会社のPCをつないでおき、PCを開けばそのままオンライン会議に使える使い方が紹介されています
- Apple AirPods Pro 3:Appleの商品説明では、Apple製デバイスの間を自動で切り替える機能があります。iPhoneとMacの組み合わせなら便利ですが、WindowsのPCとの組み合わせでは、この自動切り替えの対象にはなりません
2. 通話時間:音楽の再生時間とは別に見る
商品ページで目立つのは音楽の再生時間ですが、Web会議では連続通話時間のほうが大事です。ソニーは公式仕様で通話時間を分けて載せています。
- ソニー WF-C710N:連続音声再生は最大8.5時間(NCオン)ですが、連続通話は最大4.5時間です
- ソニー WF-1000XM5:連続通話は**最大6時間(NCオン)、最大7時間(NCオフ)**です
AnkerとAppleは、今回確認した公式情報では音楽再生の時間が中心でした。Liberty 5はNCオンで最大8時間(イヤホン本体)、AirPods Pro 3はNCオンで最大8時間です。どの機種も、昼休みにケースへ戻して充電する前提で使うと安心です。充電ケースの置き場所は、デスク用USB-C充電器でPCやスマホとまとめておくと散らかりません。
3. マイク:ノイズキャンセリングとは別の機能
ノイズキャンセリングは、自分の耳に入る騒音を減らす機能です。相手に届く自分の声をクリアにするのは、マイク側の機能です。
- ソニー WF-1000XM5:Amazonの商品情報では、骨伝導センサーと高精度ボイスピックアップ技術、風ノイズを抑える構造で、ソニーの完全ワイヤレスで最高の通話品質をうたっています
- ソニー WF-C710N:AIを使ってクリアな通話品質にしているとうたっています
- Anker Soundcore Liberty 5:外音取り込み用のマイクが左右2基ずつに増え、イヤホンを着けたまま自然に会話できると説明されています
声をもっとはっきり届けたい人や、会議で話す時間が長い人は、Web会議用USBマイクを足す方法もあります。
4. 装着感と防水:軽さと、外でも使うか
片耳の重さは、メーカー公式でWF-C710Nが約5.2g、Liberty 5が約5.2g、WF-1000XM5が約5.9gです。どれも軽い部類ですが、耳の形との相性は人によって違います。イヤーピースのサイズは、WF-C710NがXS・M・XLの3サイズ(Amazonの商品情報)、Liberty 5が6サイズ、AirPods Pro 3が5サイズ付属します。
防水・防塵は、Liberty 5がイヤホン本体でIP55、AirPods Pro 3がIP57です。カフェや移動中にも使う人は、このあたりも見ておきましょう。
4機種の比較表
| 製品 | 2台同時接続 | 再生時間(NCオン・本体) | 連続通話(NCオン) | 片耳の重さ | その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソニー WF-C710N | マルチポイント対応 | 最大8.5時間 | 最大4.5時間 | 約5.2g | SBC・AAC、5mmドライバー |
| Anker Soundcore Liberty 5 | マルチポイント対応(初期設定で有効) | 最大8時間 | 公式情報に記載なし | 約5.2g | IP55、LDAC、ワイヤレス充電 |
| ソニー WF-1000XM5 | マルチポイント対応 | 最大8時間 | 最大6時間 | 約5.9g | LDAC、ワイヤレス充電、骨伝導センサー |
| Apple AirPods Pro 3 | Apple製デバイス間の自動切り替え | 最大8時間 | 公式情報に記載なし | 今回の公式情報では確認できず | IP57、心拍数センサー、MagSafe充電ケース |
ソニー WF-C710N:初めてのノイズキャンセリングに選びやすい1台
ソニーが2025年4月に発売したノイズキャンセリングのエントリーモデルです。ソニー公式の仕様では、片耳約5.2g、連続音声再生は最大8.5時間(NCオン)/最大12時間(NCオフ)。Amazonの商品説明では、ケースと合わせて最大30時間再生でき、5分の充電で約60分再生できる急速充電にも対応しています。
注意したいのは、連続通話が最大4.5時間と、今回の中では短めなことです。打ち合わせが数回の日なら気になりにくいですが、半日会議が続く日は、昼休みの充電を習慣にしておきましょう。コーデックはSBCとAACです。
ソニー WF-C710NをAmazonで見るAnker Soundcore Liberty 5:再生時間とマルチポイントのバランス型
Ankerが2025年5月に発売したモデルで、Anker公式の仕様では、イヤホン本体で最大12時間(NCオフ)/最大8時間(NCオン)、充電ケース込みでは最大48時間(NCオフ)です。10分の充電で最大5時間再生できます。
マルチポイント接続は初期設定で有効で、LDACとも併用できます。イヤホン本体はIP55の防塵・防水に対応し、ワイヤレス充電もできます。保証は、正規販売店のAnkerDirectから買った場合に18か月(Anker会員登録で最大24か月)です。Amazonで買うときは、販売元がAnkerDirectかを確認しておくと安心です。
Anker Soundcore Liberty 5をAmazonで見るソニー WF-1000XM5:通話品質と通話時間を重視するなら
ソニーの上位モデルです。ソニー公式の仕様では、連続音声再生は最大8時間(NCオン)、**連続通話は最大6時間(NCオン)/最大7時間(NCオフ)**と、今回のソニー2機種では通話時間が長めです。コーデックはSBC・AAC・LDAC・LC3に対応し、ワイヤレス充電もできます。
Amazonの商品情報では、片耳3つずつのノイズキャンセリング用マイクと、骨伝導センサーなどによる通話品質を特徴にしています。なお、確認時点でソニーストアでは取り扱いがない表示でしたが、Amazonでは新品の販売がありました。購入前に、新品か整備済み品かを商品ページで確認してください。
ソニー WF-1000XM5をAmazonで見るApple AirPods Pro 3:iPhoneとMacで仕事をする人向け
2025年9月に発売されたモデルです。Apple公式では、1回の充電で最大8時間(NCオン)、充電ケースと合わせて最大24時間です。AirPodsで初めてIP57に適合し、心拍数センサーやライブ翻訳にも対応します。
在宅ワークで便利なのは、iPhone・Mac・iPadの間で自動で切り替わる点です。一方で、Appleの説明では自動切り替えはApple製デバイスの間の機能です。WindowsのPCがメインなら、ほかの3機種のほうが合います。また、Apple公式によるとUSB-C充電ケーブルと電源アダプタは付属しません。
Apple AirPods Pro 3をAmazonで見るイヤホンとヘッドセット、スピーカーの使い分け
- イヤホン:音楽も聴きたい、カフェや移動中にも使う、会議は1日に数回という人向け
- ヘッドセット:会議が長く続く、充電を気にしたくない、マイクを口元に近づけたい人向け。詳しくはWeb会議用ヘッドセットの選び方へ
- PCスピーカー:1人の部屋で、耳をふさがずに聞きたい人向け。在宅ワーク向けPCスピーカーの選び方で比べています
Web会議の音声が途切れる場合は、イヤホンではなく回線が原因のこともあります。在宅ワーク・Web会議向けネット回線の選び方もあわせて確認してみてください。
まとめ
在宅ワーク用のノイズキャンセリングイヤホンは、使う機器の組み合わせと、会議の長さで選ぶと失敗しにくくなります。
- 初めてのノイズキャンセリングで、PCとスマホの2台につなぎたいなら ソニー WF-C710N
- 再生時間の長さとマルチポイントを両方ほしいなら Anker Soundcore Liberty 5
- 通話品質と通話時間を重視するなら ソニー WF-1000XM5
- iPhoneとMacで仕事をしているなら Apple AirPods Pro 3
価格は日によって変わるため、この記事には載せていません。購入前にAmazon.co.jpで最新の価格と販売元を確認してください。
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よくある質問
ノイズキャンセリングイヤホンをWeb会議に使っても、相手に周りの音は聞こえませんか?
ノイズキャンセリングは、基本的に自分の耳に入る騒音を減らす機能です。相手に届く声の雑音を減らすのは、マイク側の通話ノイズ低減の役目で、別の仕組みです。今回の4機種はどれも通話向けのマイク機能をうたっていますが、家族の話し声や掃除機の音が相手にまったく聞こえなくなるとは限りません。話さないときはミュートにする習慣をつけると安心です。
マルチポイント接続とは何ですか?
1つのイヤホンを、PCとスマホのように2台の機器へ同時に接続しておける機能です。PCでWeb会議をしていないときにスマホの着信にそのまま出られるなど、Bluetoothの設定画面でつなぎ直す手間が減ります。対応しているかどうかは機種ごとに違うので、商品ページやメーカーの仕様で確認してください。
1日中Web会議がある日は、イヤホンとヘッドセットのどちらがいいですか?
会議が何時間も続く日や、耳が痛くなりやすい人は、充電を気にせず使える有線やUSB接続のヘッドセットのほうが向いていることがあります。移動やカフェでも使いたい、音楽も聴きたいという人は、ノイズキャンセリングイヤホンが便利です。両方を用意して使い分ける人もいます。


